STAFFスタッフ紹介

コンシェルジュ
松浦 薫(まつうら かおる)
  • people_alt幼い頃の思い出

    小学校低学年の頃、両親と姉、私の4人で2DKの文化住宅に住んでいました。
    姉と湯船に入るとお湯がじゃっぶ~と溢れる小さなお風呂。
    家族4人が並んで寝るにはきつきつの小さな部屋。
    クーラーは1台しかありませんでした。
    とても狭く古いアパートだったので、友達に家を見られるのがとても嫌でした。


    ある夏の日、お昼ご飯にそうめんを食べていたら、
    「引越しするぞ!」と父が帰ってきました。


    「ほんと?」


    「ほんとや。住吉の山手に新築マンションが出来る。その申込に行ってきた。」


    「お父さん!新しいマンションに私の部屋は、ちゃんとあるの?」


    「あるある。一人部屋やで。」


    私は嬉しくて嬉しくて、姉と2人飛び跳ねえて喜びました。


    マンションのパンフレットに記載してあった間取りを見ながら、
    母と姉と3人で「ここにテレビ、ここには勉強机を置いて、
    ベットも欲しいなぁ。お母さんソファも買って!」


    「はいはい。」


    そして数カ月後、まだコンクリートでスケルトンのマンションを家族で見に行きました。
    玄関の扉を開けて、中に入りました。
    バルコニーからは神戸の夜景が一望できました。


    「おねぇちゃん、お金持ちなった気分やわ。」
    「ここ私の部屋やで。」


    まだコンクリートの部屋で、新しい家を思い描いた時のワクワク感は今でも忘れられません。



     


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