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子ども部屋はいらない?新築を建てる時の子ども部屋を設ける?設けない?作るときの注意点も合わせて解説します!

date_range2022-11-30

子育て夫婦・共働き夫婦の夢が叶う家づくり加古川・姫路・明石エリアで注文住宅

新築・リフォーム・リノベーション 兵庫県加古川市 株式会社三建の荒巻です!

 

 

 

 

 

皆さんはマイホームを注文住宅で新築しようとした時、まず何から考えますか?

 

 

 

「どれだけの個室がいるかな?」

 

 

「LDKどのくらいの広さにする?」

 

 

 

暮らしをイメージしながら色んなプランを考える人も多いと思います。

 

 

 

特に、お子さんがいるご家庭では何部屋子供部屋を設けるかも検討ポイントになるはずです。

 

 

 

「住まいづくりを行ううえで、子供部屋は必要?」

 

 

「土地も広くないし子供部屋無くても良くない?」

 

 

「子供部屋の間取りを考えるポイントって?」

 

 

 

子ども部屋ひとつとっても、いろいろ悩んでしまいますよね。

 

 

そこで今回は、子供部屋の必要性やメリット・デメリットに合わせて子ども部屋を作る上でのポイントについて紹介したいと思います!

 

ぜひ、皆さん参考にしてくださいね♪

 

 

 

 

 

世界の子ども部屋事情は…?

 

 

 

実はヨーロッパの全ての国ではありませんが、20世紀後半ぐらいまではフランスやドイツなどには、子供専用の個室はなかったとされています。
 
 
 
 
 
子供専用の個室がある間取りが出来始めたのは近代にはいってから。
 
 
 
 
 

また、アメリカの子どもたちは生まれて来る前から自分の部屋が与えられ、ベビーべッドで一人で寝ます。

 

 

個を重視する欧米の文化と和を重んじる日本の文化では子育ての方法も違いますし、空間の扱われ方もかなり違うので、海外の子ども部屋事情を調べてみると面白いものがありますね!!

 

 

 

 

 

子供部屋は必要?作ることのメリット・デメリット

 

 

 

 

近年では日本でも、子供部屋の捉え方が少々変わってきており、子ども部屋はあえて設けず共有スペースの一角をスタディースペースにするお家も増えてきています。

 

 

子ども部屋をあえてなくすことで、家族がリビングに集まりコミュニケションが多くとれるメリットもあるそうです。

 

 

しかし、子供部屋を勉強や寝室としての用途ではなく、1人になれる空間として捉え設置することで、子供の自立心が育まれるなどの発育においてのメリットもあるんです!

 

 

 

 

子供部屋を設置する上でのメリットから解説していきます!

 

 
 
 

 

 

子供の自立心を養える

 

子供に自分専用の部屋を与えることで、自立心が養われます。

 

 

リビングに物を散らかしていても、ついつい親が掃除したり注意したりしちゃいますよね…

 

子ども部屋を与えることで、「自分の場所だから自分ですべて管理しなくてはいけない」ことに気づき、整理整頓や物の管理を自主的におこなうようになります。

 

 

こうした気づきは、自分の意志や思考のもと行動しないとなかなか身につくものではありません。

 

 

1人部屋の間取りはスペースを取りますが、自分の行動に対しての責任感を育むという意味で、子供部屋は非常に有意義と言えますね。

 

 

 

 

おもちゃや本などを一箇所にまとめられ、整理しやすい

 

衣類やおもちゃなど子どもの荷物は意外と多いですよね。

 


子ども部屋があればまとめて収納できるので助かりますね。

 


そうすれば、リビングが子どもの物で溢れかえることもないため、家族がくつろいで過ごすスペースをすっきりと保ちやすくなります。

 

 

 

 

子供も親も自分のプライバシーを保てる

 

中学校から高校に入り思春期を迎える頃には、子どももプライバシーを求めはじめます。

 

そのため、「ひとりになれる場所がある」「親に見られることなく好きなことができる」など、子ども自身が自分ひとりの時間を過ごすことによるメリットが生まれてきます。

 

 

ひとりになれるほか、自宅に友達を招きやすくなる、親の目を気にせずに遊べるといった点もお子さまにとって大きな魅力です。

 

子ども部屋に友だちを招き、自分らしくコーディネートした部屋を友だちに見てもらったり、学校での出来事を友だちと話したりできる子ども部屋は子供たちにとっては大事なプライベート空間になります。

 

 

勉強や寝るための部屋だけでなく、「安心できる自分だけの空間」としてお子さまの心のよりどころとなるでしょう。

 

 

 

子ども部屋を与えるデメリット

 

 

子ども部屋を与えることでさまざまなメリットを得られる半面、以下のようなデメリットがある点に注意が必要です。

 

 

 

子供がこもると親が行動を管理しづらい

 

プライベート空間を心地よいと思える子ほど、子供部屋にこもりがちです。

 

 

「宿題や勉強をやってるのかわからない」

 

 

「家族での会話がほとんどない…」

 

 

「部屋にこもってゲームばかりしている」

 

 

 

などと、親の目が届かないため子供の行動を制限できず頭を抱えている親御さんがいることも事実です。

 

 

家の中でのことに留まらず、家族でのコミュニケーションが少なくなった結果、学校や部活動でどういう風に過ごしているのかも知る機会が減ってしまいかねません。

 

 

 

 


掃除の手間が増える

 

当然、部屋が増えればそのぶん掃除をする場所も増えます。

 

子供部屋が散らかっている場合、掃除も一筋縄ではいかないでしょう。

 

 

「片付けなさい」と言ってもなかなか動いてくれない、せっかく片付けてもすぐに汚くなるなど、掃除の面で苦労する親御さんも少なくありません。

 

また、子どもが部屋の掃除や片付けをしないことで、衛生面を気にする意見もたくさんあります。

 

 


子どもが小さいうちはほとんど使わない

 

中高生になれば、約半数が自分の部屋で2時間以上を過ごしていると言われていますが、小学生のうちは子ども部屋があっても、寝る時間以外ほとんど使わないのが現状です。

 

 

更に、子供の性格によっては「家族がいるから」「テレビがあるから」といった理由で家族のいるリビングが心地よいと思う子もおり、結果的に子供部屋を作ったのに、結局ほとんど使わなかったというご家庭も少なくはありません。

 

 

こうした実態を把握し、子ども部屋を持たせる時期を検討してみてはいかがでしょうか。



 

 

 

子供部屋を作る上で大切な事

 

 

 

部屋の扉に鍵はなるべくつけないようにする

 

お子さまのプライベートを守ることは大切ですが、部屋の扉に鍵をつけることは避けるほうが良いでしょう。

 

鍵をかけられる状態にするとさらに親の目が届きにくくなり、親子間のコミュニケーションが取れず、家族関係に支障が生まれてしまう危険があります。

 

子ども部屋を設置して基本的なプライバシーは尊重しつつ、コミュニケーションが取りやすい環境を心がけましょう!

 

 

 

子供部屋に行くまでにリビングを挟む

 

子供部屋はリビングや家族のいる空間を経由させた間取りにすることがおすすめです!

 

 

帰宅してから子供部屋に行くまで誰にも会わない導線になっていると、そのまま自室にこもり、次の日の朝まで会話がないなんてことも起こりやすくなってしまいます。

 

 

特に、最近ではスマートフォンの普及で家族間のコミュニケーションが減ったと言われています。

 

 

特に思春期の場合は、さまざまな悩みを抱えてしまう傾向があるため、子供はいつの間にかフラストレーションを抱えているものです。

 

 

活発なコミュニケーションを取れる空間を作り、家族でのコミュニケーションの機会が生まれやすい間取りにしましょう!

 

 

 

収納は何を収納するかを考慮した上で最低限に!

 

子供の衣服や学習道具、おもちゃなど全てを子供部屋に置くのか、逆に家族のものも子供部屋に収納するのかといったところから考えておくべきです。

 

この答え次第で次第で子供部屋の必要な収納量・スペースが全く異なるものになりますね。

 

 

建物全体の広さとの兼ね合いもありますが、子どもが巣立って以降は使わなくなるケースがほとんどですので、収納スペースは必要最小限度にとどめておき、不要になったものは処分していくようにしましょう!

 

収納できるスペースがありすぎると、処分せずにどんどん溜まっていくので注意が必要です!

 

 

 

 

 

 

子供はいつか独立していく事を忘れずに!

 

 

 

子供がいつまでも子供部屋にいることはありません。

 

多くは大学進学や就職、結婚などの理由で家を出ていきます。

 

 

しかし家を出て行った後も、子供部屋は学生時代を過ごした部屋として、子どもたち自身の思い出の場所となっている事が多いと思います。

 

 

かといって全く使わない部屋が1つできてしまうというのはもったいない。

 

 

空いた部屋は客間や趣味の部屋など別の利用方法を考えておくことも必要かもしれません。

 

 

子どもが出ていく事を考慮して子ども部屋を作らないという選択肢があっても私は良いと思います。

 

それぞれの家庭でしっかり話し合って、子ども部屋を設置するかどうか、また設置するなら子供の独立後どのように活用していくか検討してみてくださいね!

 

 

 

 

 

自立することを考えたら大きい家じゃなくても良いかも?

 

家づくりを進める上で、子どもを中心に考えるご家族も多いことは事実ですし、重要なポイントでもあると思います。

 

しかし、どもが生まれてから親と子で過ごす時間は生涯で約9年間と言われています。

 

そのうち家で過ごす時間はどのくらいかと考えると、そんなに大きくないのかもしれません。

 

 

子どもの成長期には部屋が必要になるとはいえ、その後の事を考えていないと子どもが独立した後に夫婦二人で広い家に住み、大変な掃除をする必要があるのかをしっかりと考える必要がありそうです。

 

今「小さな家」というものが住宅業界で話題になっています。

 

「小さい=狭い」ではない

 

「小さな家」にしつつ、設計や窓の取り方などの工夫で快適な家を演出することができるんです!

 

「小さな家」は工夫が満載?!設計士の間取りの工夫とは?

 

こちらの記事も合わせてご覧ください!

 

 

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