COLUMN知っておきたい土地と家の話

COLUMN 3 注文住宅の価格表示について想うこと

各社HPを拝見すると、分譲住宅や建売住宅を除いて価格を明示している会社はほとんどないように見受けられます。それほど注文住宅の価格は幅が広く、ご要望も聞かずに価格を明示すること自体が本来の注文ではなく、価格の明示自体が本来の主旨に反することだからだと思います。

ただ、建物本体価格に付随する付帯工事の価格が馬鹿にならず本体価格の20~35%程度別にかかると一般的には言われています。

付帯工事というのは、仕様アップ等のオプション工事・敷地条件によっては深基礎、残土処分費、工事中の駐車場、地上げ等の造成費用、駐車場やアプローチ、塀を作ったりという外構工事、更に照明・カーテン・家具・空調工事等々が上げられますが、生活していくには必要不可欠なものになります。

その他、設計料や確認申請費用、長期優良住宅や性能評価制度、ZEHやLCCMといった建築するための申請費用や設計図書等を作成する設計料、助成金等を受け取るための申請費用、ローンを借りるための保証料や手数料、登記するための登記費用、抵当権設定費用等の諸費用と言われるものが掛かってきますが、価格を明示しにくい理由としては付帯工事や諸費用は土地の条件やプランによって価格幅が非常に大きくなるため、確実に提示できる部分がそういった諸条件に左右されない建物本体価格になってしまっているということになります。

つまり注文住宅の場合、価格に何処まで参入して提示するかというルールがなく、各社おのおのの指標で提示しているため大変比較しづらいものになってしまっているというのが実情だと思います。

分譲住宅や建売住宅の場合は既に出来上がっているものを販売しているためコストが確定していることにより価格を明確に提示することが可能なのですが、注文住宅の場合はこれから作り上げていくものになるため、コストが確定せず価格を明示しにくいということになります。

住宅価格は企業さまざま

世の中の企業は、それぞれの考え方をもってモノづくりを行っています。住宅も価格を売り物にしている会社もあればそうでない会社もあります。

弊社は長年にわたって外断熱(現在日本で建築されている建物の5%しかありません)工法にこだわり断熱・気密性能(ZEHビルダー☆☆☆☆☆認定企業)に優れた住まいを提供させて頂き、長い間、快適にそしてランニングコストがかかりにくい生涯にわたって安心して過ごせる、そういったハイスペックな建物を大手ハウスメーカーよりも手が届く価格で提供させて頂いていると自負しております。

そこで弊社の価格についてですが、ご契約時と完成時の平均請負価格で説明をさせて頂くことが一番お客様にとってわかりやすく、判断いただきやすいと思い敢えて開示させていただきたいと思います。


あくまでも平均のためこれよりも安価な場合もあれば高価な場合もあり、ポイントですがこの価格の中には、6割の方が外構工事、3割の方が空調工事、その他計画によっては解体工事、造成工事(地上げや地下げ等)等も含めております。(これを含めた価格を開示しているメーカーはおそらく無いと思います。)

直近一年間での契約時の請負価格で、平均71万円/坪、完成時で75万円/坪です。(消費税別途) 

注文住宅の場合、一般的には契約後追加が結構発生すると言われている業界ですが、弊社の場合は契約時に外構工事もほぼ入れているためさほど差額は発生しておりません。ご契約後の追加で考えられることと言えば、間取り変更や仕様のアップ・照明・カーテン・家具等の追加が多く見受けられます。 

弊社の平均延床面積は34,5坪ですので掛け合わせたものが平均請負額になってきます。
多くのハウスメーカーはコストを極力安くするために窓はできるだけ少なく正方形で総2階の建物をお勧めするケースが多い(この形が坪単価は一番安く抑えられます)ですが、弊社は上記説明済みのハイスペックな断熱・気密性能に加えて建築予定の敷地とお客様の建物や生活に関してのご要望に合わせたベストなプランと最適な窓位置やサイズを提案させていただいた上での価格になります。

この価格を高いと思われるか安いと思われるか?ご判断いただけたら幸いです。

ちなみに同じ比較でお話をさせて頂くと、「本体価格 46万円~/坪」と表記されている大手ハウスメーカーではオプションや外構や照明・カーテン・空調等々入れていくと90万円~120万円/坪になるケースが多いようです。 つまり坪〇〇円と打ち出している坪単価に何処まで入っているか確認しない限りは安いか高いか判断しづらいということになります。

表面的な表記に惑わされないようにすることが、大事だと思います。

以上、今後のご計画の参考にしていただければ幸いです。

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