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SE工法って本当に地震に強い?

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子育てママの夢が叶う家づくり加古川・姫路・明石エリアで注文住宅

新築・リフォーム 兵庫県加古川市 株式会社三建の棚瀬です。

 

 

 

 

東日本大震災や熊本地震にも耐えたことでさらに注目度があがったSE工法。

 

SE工法の家は別格の大空間・大開口で、本当に地震に耐えることができるのか心配と思う人もいるのではないでしょうか?

 

地震に強いと言われているSE工法の安全性について解説していきます。

 

 


 

 

1. SE工法とは

 

 

 

 

注文住宅などで用いられる木造建築の工法の1つで、高い耐震性と開放的な空間を費用対効果高く両立できる工法です。

 

SE工法の考え方は鉄骨造や鉄骨コンクリート造からできています。

 

強度にバラつきがある木を、鉄やコンクリートと同じように強度計算できるように加工した木材を用いることで、木造住宅であるにも関わらず強固な耐震性能を備えることができました。

 

またSE工法は鉄ではなく木材を使用するため、鉄より熱伝導率が大幅に低い分断熱性なども高めやすく、耐震性以外の面でも品質の高い住宅が実現できます。

 

 


 

 

2. SE工法を採用するメリット

 

 

 

 

SE工法は木造の良さと鉄骨造や鉄筋コンクリート造の良さを掛け合わせた工法です。

 

SE工法を採用すると、具体的にはどんなメリットがあるのか、詳しく解説していきます。

 

 

 

 

高い耐震性能だけでなく、高気密高断熱な住宅が建てられる

 

 

 

・断熱性能

 

SE工法は、鉄の350倍の断熱性だと言われている木材で鉄骨造や鉄筋コンクリート造の考え方を再現する工法です。

 

そのため通常の鉄骨造・鉄筋コンクリート造と比べて、断熱性能を大幅に向上しました。

 

また耐力壁についても、在来工法では柱と柱の間に斜めに補強材である筋交いで補強しています。

 

しかし、SE工法では在来工法の3.5倍の強度である面材耐力壁(複数の薄板から作られた繊維方向を交互に重ねていき、接着剤で各層を熱圧接着された合板)は筋交いがない分、ダブル断熱を採用することも可能です。

 

 

・気密性

 

木造住宅は鉄骨住宅よりも柱や壁根が多くなります。

 

そのため、木造工法の方が気密性に優れていることになります。

 

SE工法は一般的な木造工法とは構造に対する考え方は異なるものの、木造であることには変わりないので、鉄骨造よりも気密性能を高めることができます。

 

 

 

 

○間取りや空間の自由度が高く、開放的な空間が実現しやすい

 

 

 

 

SE工法の家と聞いて、想像するのは広々とした大空間の家ではないでしょうか?

 

仕切りのない広いリビングで、吹き抜けや大開口の窓もあって別格の開放感がSE工法の大きな特徴の一つだと思います

 

自由度の高い開放的な空間を実現できる最大の理由は、「ラーメン接合」という接合法にあります。

 

ラーメン接合とは、柱と梁を長方形に強く接合する方法で、鉄筋コンクリート造の建築物に主に用いられています。

 

ラーメン結合を木材で実現したことにより、まるで鉄筋コンクリート造や鉄骨造のような仕切りの少ない広々とした家を建てることができるようになりました。

 

 

 

 

○間取りの可変性

 

 

 

 

 

SE工法は、構造躯体と内装や設備を別々に考える一般的な住宅では一体化している「スケルトン(構造躯体→家の骨組み)」と「インフィル(設備・内装→壁や柱)」を分けて建築する方法「スケルトンインフィル」という考え方がができます。

 

在来工法(木造住宅の多くは在来工法)だと、仕切り壁の中に耐力壁があれば、それを取り壊すことは不可能ですが、SE工法では骨組み全体で建物を支える構造になっている分、柱や耐力壁が少ないので、自由に壊せる壁が多くなります。

 

そのため、将来的な間取りの自由度が大きく向上し、リフォームが他の工法とよりも柔軟に対応可能できます。

 

 

 

 

 

○工務店が施工するためハウスメーカーより費用対効果が高い

 

 

 

 

SE工法は工法の開発元であるエヌ・シー・エヌから認定を受けた工務店に依頼します。

 

全国に支店を持つ大手ハウスメーカーは、広告宣伝やモデルハウスの運営などにコストがかかるため、住宅の費用が割高になっています。

 

一方、地域密着の工務店はハウスメーカーより広告や営業のコストがかからないため、費用対効果が高くなります。

 

また工務店を選ぶメリットとして、不整形の土地に合わせた建物形状などにも臨機応変に対応できます。

 

元々もプランの自由度が高いうえに、SE工法を採用することでより間取りの自由度が高く希望通りの住まいを叶える、といったメリットがあります。

 

 


 

 

3. SE工法を活用した例

 

 

○大空間・大開口

 

 

 
 
 

 

 

○ 開口の広いビルトインガレージ

 

 

 

 

 

 

○スキップフロア

 

 

 

 

 

 

○屋上利用

 

 

 

 
SE構法では通常9mまで、さらにSE構法独自の構造計算により12m以上柱や壁を設置しなくてもよいので、広く高い設計も可能にします。
 
 
それによりSE工法でしか実現できない広々とした吹き抜けリビングや車を3台停めることができる開口の広いビルトインガレージも作ることができます。
 
また、屋上やスキップフロアは設置すれば構造が弱くなりますが、構造計算(許容応力度計算 / 立体解析構造計算プログラムというSE工法独自の計算)により、構造的な弱点を考慮することができるので、安心して設置していただけます。
 
 
安全性や機能性、間取りの自由度も高く思い通りの家が建てられるSE工法とはいえ、もちろんデメリットはあります。
 
次の章ではSE工法のデメリットについて解説していきます。
 
 
 

 

 

3. SE工法を採用するデメリット

 

 

 

 

 

 

一般的な木造住宅(在来工法)と比較してコストがかかる

 

 

SE工法は、一般的な木造住宅の工法である在来軸組構法に比べると費用が高いと言えます。

 

高い精度の基礎工事や、SE工法専用の材料が必要なことに加えて、構造計算の費用もかかります。

 

そのため、在来工法より約150万円程、高くなると言われています。

 

 

 

 

技術力が高く施工できる工務店が限られる

 

 

SE工法は施工が可能な「SE構法登録施工店」と限られてます。

 

工務店はホームページでの宣伝に力を入れていない場合も多いため、情報が少なく探しにくくなってるいます。

 

登録工務店はSE工法のウェブサイトの工務店検索にて、都道府県別にリストアップされていますので、ご確認ください。

 

登録工務店はSE工法に対応できる技術力があることが保証されていますが、得意な工事や技術力にはばらつきがあります。

 

登録を受けていてもやはり信頼できる工務店に任せたいですね。

 

 


 

4. 最後に

 

 

 

 

たとえ、かかる費用が増え、施工できる工務店探しに苦労したとしても、十分その価値のある安心安全な工法であることには変わりありません。

 

高気密高断熱で地震にも強く、思い通りの間取りを採用できるSE工法ですが、その分技術力が求められます。

 

まずはSE工法の実績のある工務店を探してみてください。

 

 

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