SANKEN ARCHITECTS laboratory住宅にまつわる研究レポートとコラム

不動産資料って何が書いてあるの?見方と注意点を徹底解説!

date_range2026-1-29
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不動産会社や住宅会社から渡される「土地販売資料」。専門用語が並び、どこをどう見ればいいのか戸惑う方も多いのではないでしょうか。

「価格と場所だけ見て終わり」では、後から思わぬ後悔を招くこともあります。今回は、失敗しない土地探しのための、販売資料の正しい見方と重要ポイントを整理して解説します。

1. 住宅会社選びに直結する「建築条件」の有無

まず真っ先に確認すべきは、その土地に「建築条件」がついているかどうかです。

  • 建築条件付き: 土地を購入する場合、建てる会社があらかじめ決まっている物件です。
  • 建築条件なし: 好きなハウスメーカーや工務店で自由に家を建てることができます。

お気に入りの会社がある場合は、ここを見落とすと「別の会社でしか建てられない」ということになりかねませんので注意しましょう。

2. 「駅徒歩◯分」はあくまで目安

多くの人が重視する駅までの距離。資料に「徒歩20分」とあっても、実はGoogleマップで測ると「17分」だったり、逆に坂道が多くて実際はもっと時間がかかったりすることがあります。

一般的に不動産広告では「80m=1分」として計算されていますが、会社によって若干の誤差が出ることも。資料の数字は目安とし、必ず実際のルートや周辺環境を自分の足で確認することが大切です。

3. 「所有権」と「地目」を確認する

土地の権利関係も重要です。

  • 権利: 通常は「所有権」となっていれば問題ありませんが、稀に他人の担保に入っているケースなどもあります。
  • 地目: 「宅地」であればスムーズに建築可能ですが、「田」や「畑」の場合は、農地転用という手続きが必要になり、別途費用や時間がかかる場合があります。

4. 「用途地域」で将来の住環境を予測する

見落としがちなのが、資料下部に記載されている「用途地域」です。これは「その土地に何を建てていいか」というルールです。

  • 住居専用地域: 主に住宅が並ぶ静かなエリア。
  • 商業地域など: 便利な反面、将来隣にパチンコ店やカラオケ店などが建つ可能性があります。

「静かな環境だと思って買ったのに、数年後に目の前に大きな商業施設ができた」という事態を避けるためにも、プロの視点でチェックしておきたい項目です。

5. インフラ(ライフライン)の整備状況

水道やガスが敷地内に引き込まれているかも確認しましょう。もし整備されていない土地の場合、新たに引き込むための工事費用が別途発生します。一見安く見える土地でも、こうした付帯費用で予算オーバーになることがあるため、注意が必要です。


まとめ

販売資料は、いわばその土地の「履歴書」です。

  1. 建築条件で自由度を確認
  2. 実距離を現地で確認
  3. 用途地域で将来の環境を予測
  4. インフラ費用の有無を確認

これらを意識するだけで、土地選びの失敗はぐっと減ります。もし分からない用語があれば、遠慮せずに担当者に質問してみましょう。https://www.youtube.com/watch?v=8Ul9t4S3Z0k

不動産会社や住宅会社から渡される「土地販売資料」。専門用語が並び、どこをどう見ればいいのか戸惑う方も多いのではないでしょうか。

「価格と場所だけ見て終わり」では、後から思わぬ後悔を招くこともあります。今回は、失敗しない土地探しのための、販売資料の正しい見方と重要ポイントを整理して解説します。

1. 住宅会社選びに直結する「建築条件」の有無

まず真っ先に確認すべきは、その土地に「建築条件」がついているかどうかです。

  • 建築条件付き: 土地を購入する場合、建てる会社があらかじめ決まっている物件です。
  • 建築条件なし: 好きなハウスメーカーや工務店で自由に家を建てることができます。

お気に入りの会社がある場合は、ここを見落とすと「別の会社でしか建てられない」ということになりかねませんので注意しましょう。

2. 「駅徒歩◯分」はあくまで目安

多くの人が重視する駅までの距離。資料に「徒歩20分」とあっても、実はGoogleマップで測ると「17分」だったり、逆に坂道が多くて実際はもっと時間がかかったりすることがあります。

一般的に不動産広告では「80m=1分」として計算されていますが、会社によって若干の誤差が出ることも。資料の数字は目安とし、必ず実際のルートや周辺環境を自分の足で確認することが大切です。

3. 「所有権」と「地目」を確認する

土地の権利関係も重要です。

  • 権利: 通常は「所有権」となっていれば問題ありませんが、稀に他人の担保に入っているケースなどもあります。
  • 地目: 「宅地」であればスムーズに建築可能ですが、「田」や「畑」の場合は、農地転用という手続きが必要になり、別途費用や時間がかかる場合があります。

4. 「用途地域」で将来の住環境を予測する

見落としがちなのが、資料下部に記載されている「用途地域」です。これは「その土地に何を建てていいか」というルールです。

  • 住居専用地域: 主に住宅が並ぶ静かなエリア。
  • 商業地域など: 便利な反面、将来隣にパチンコ店やカラオケ店などが建つ可能性があります。

「静かな環境だと思って買ったのに、数年後に目の前に大きな商業施設ができた」という事態を避けるためにも、プロの視点でチェックしておきたい項目です。

5. インフラ(ライフライン)の整備状況

水道やガスが敷地内に引き込まれているかも確認しましょう。もし整備されていない土地の場合、新たに引き込むための工事費用が別途発生します。一見安く見える土地でも、こうした付帯費用で予算オーバーになることがあるため、注意が必要です。


まとめ

販売資料は、いわばその土地の「履歴書」です。

  1. 建築条件で自由度を確認
  2. 実距離を現地で確認
  3. 用途地域で将来の環境を予測
  4. インフラ費用の有無を確認

これらを意識するだけで、土地選びの失敗はぐっと減ります。もし分からない用語があれば、遠慮せずに担当者に質問してみましょう。

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